サイバーエージェント、スマホ市場の成長を取り込み増収 2016年決算

株式会社サイバーエージェントは、2016年9月期(2015年10月1日~2016年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高  :3106億6500万円(前年比 22.1%増)
営業利益 :367億9000万円( 同 12.3%増)
経常利益 :353億4100万円( 同 9.4%増)
当期純利益:136億1200万円( 同 8.0%減)

スマートフォン市場の成長を取り込み、売上は22.1%増と堅調。「AbemaTV」「FRESH!」「Ameba」等のメディア事業は、「AbemaTV」等の動画事業への先行投資等により、売上高は219億3400万円(前年同期比6.0%減)、営業損益は83億0100万円の損失計上(前年同期間2億9900万円の損失計上)となった。Cygames、サムザップ、ジークレスト、アプリボット等のゲーム事業は主力タイトルが好調に推移し、売上高は1226億3800万円(前年同期比40.9%増)、営業損益は304億5100万円の利益計上(前年同期比70.3%増)となった。インターネット広告事業は、スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告の順調な販売等により、売上高は1704億7300万円(前年同期比19.3%増)、営業損益は145億2800万円の利益計上(前年同期比26.1%増)となった。
次期の業績見通しについて連結売上高は、当期比15.9%増の3,600億円と予想している。