博報堂DYHD、堅調成長を維持 ネット、クリエイティブが好調推移 16年2Q決算

株式会社博報堂DYホールディングスは11月6日、2016年3月期第2四半期(2015年4月1日~2015年9月30日)の業績を発表した。

【経営成績(累計)】
売上高   :5471億8900万円(前年同期比 2.4%増)
営業利益  :163億4000万円( 同 3.0%増)
経常利益  :177億7900万円( 同 5.9%増)
四半期純利益:102億6400万円( 同 8.9%増)

種目別において、4マスメディアでは、新聞が前年同期を若干上回ったものの、前年同期に好調だったテレビが反動減。雑誌、ラジオも低調に推移した。その結果、4マスメディア取引合計は前年同期を下回ったが、4マスメディア以外は、インターネットメディアやクリエイティブが好調に推移し、前年同期を上回った。

業種別においては、「外食・各種サービス」「流通・小売業」「官公庁・団体」が増加。「自動車・関連品」「飲料・嗜好品」「情報・通信」は減少した。
最終的に、新規連結子会社の取り込みおよびグループ全体での収益性向上により、売り上げは増加した。また、営業利益も増加。特別利益の3億4700万円および特別損失の5億1100万円を加味した結果、四半期純利益は102億6400万円となった。