博報堂DYHD、2022年3月期決算は純利益が倍増 過去最高益を記録

株式会社博報堂DYホールディングスは、2022年3月期の連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
収益    :8950億8000万円(前年比 25.3%増)
営業利益  :716億4200万円( 同 59.1%増)
経常利益  :757億4000万円( 同 52.7%増)
当期純利益 :551億7900万円( 同 108.4%増)

雑誌とラジオを除くすべての種目で売上が前年を上回った。なかでも、マーケティング/プロモーションでは大型案件の貢献もあり大きく前年を上回り、インターネットメディアも高い伸びとなった。得意先業種別では、サプライチェーン停滞の影響が大きい「自動車・輸送機器・関連品」などが前年同期を下回ったが、「官公庁・団体」「情報・通信」「交通・レジャー」が前年を大きく上回った。
この結果、収益が大きく伸長。さらに連結範囲が拡大したことによる販売費および一般管理費の増加があったが、株式会社リクルートホールディングスなどの株式売却による投資有価証券売却益236億2700万円などを計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は551億7900万円(同108.4%増加)となり、すべての利益項目が過去最高益となった。