博報堂DYHD、2023年3月期決算は堅調増収ながら大幅減益に

株式会社博報堂DYホールディングスは、2023年3月期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
収益    :9911億3700万円(前年同期比 10.7%増)
営業利益  :554億 900万円( 同 22.7%減)
経常利益  :603億7800万円( 同 20.3%減)
当期純利益 :310億1000万円( 同 43.8%減)
 
売上高を種目別に見ると、4マスメディアは雑誌を除いて前年より減少。一方でインターネットメディアが高い伸びを示したほか、大型案件の寄与もあり、その他の全種目は前年を上回った。得意先業種別では、「飲料・嗜好品」および「交通・レジャー」などが前年を下回ったが、「官公庁・団体」および「外食・各種サービス」が前年を大きく上回った。
販売費および一般管理費においては、中期的な成長を見据えた戦略費の投下や活動費の戻りによる費用の増加があった結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期より大きく減少した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230510564236.pdf