サイバーエージェント子会社、PC・スマフォ対象に識別技術を提供する米企業と協業

株式会社サイバーエージェントの連結子会社であるCyberZは、米The 41st Parameter Inc.との協業を発表した。戦略的パートナーシップに基づき、CyberZのスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」において、広告効果測定の新たなデバイス推定技術を導入した。
41st Parameterは、PC・スマートデバイスを対象に識別技術を提供する企業。個人を特定できる情報(端末ID、行動・購買履歴、位置情報など)を一切使用せずに、Cookieが動作しない環境においても、独自のデバイス推定技術「AdTruth」でオンライン広告の効果計測を可能としている。同技術は、北米やヨーロッパを中心に、世界で60社以上の導入実績を誇っている。「F.O.X」のSDKを対象のスマートフォンアプリに導入することで、プロモーションニーズに応じた効果計測方法を、管理画面上で選択することが可能。
一方CyberZの「F.O.X」は、Facebook社のモバイル広告「Mobile App Install Ads」やLINE社の「LINEフリーコイン」等、170社以上のメディアと連携しており、国内のスマートフォン広告向けソリューションツールとして最大級のメディア連携数となる。日本の媒体だけではなく、北米や中国、韓国のメディアとも連携しており、国内外の幅広いメディアを対象にブラウザ非起動の計測が利用できる。