博報堂DYHD、雑誌、ネットメディア好調もテレビ反動減により減益 13年4~6月

株式会社博報堂DYホールディングスは8月5日、2014年3月期第1四半期(2013年4月1日~2013年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :2464億3700万円(前年同期比 0.4%減)
営業利益  :37億8800万円( 同 9.7%減)
経常利益  :41億8700万円( 同 14.9%減)
四半期純利益:12億9900万円( 同 39.8%減)

4マスメディアでは、雑誌が前年同期を若干上回ったものの、前年同期に好調だったテレビの反動減により、4マスメディア取引合計は前年同期を下回る結果となった。4マスメディア以外は、インターネットメディアとクリエイティブが伸び、4マスメディア以外取引合計は前年同期を上回った。
得意先業種別では、「金融・保険」「不動産・住宅設備」「自動車・関連品」などは前年同期を上回ったが、「情報・通信」「家電・AV機器」「食品」などは減少した。売上総利益に関しては、販売費および一般管理費が前年同期比4.6%増加となり、その結果、営業利益は37億8800万円(同9.7%減少)、経常利益は41億8700万円(同14.9%減少)と、いずれも減益となった。