ニッピ、2026年3月期3Q決算は減収増益 経常利益は前年同期比10.0%増

株式会社ニッピは、2026年3月期第3四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年12月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :356億7400万円(前年同期比 4.8%減)
営業利益  :27億8700万円( 同 7.3%増)
経常利益  :29億2700万円( 同 10.0%増)
四半期純利益:19億1400万円( 同 1.7%増)
 
同第3四半期連結累計期間は、コラーゲン・ケーシング事業は多品種少量化により生産性が低下し、皮革関連事業は中国を中心とした自動車市場の冷え込みにより販売が振るわず、それぞれ減益となった。一方で、ゼラチン関連事業、化粧品関連事業、食品その他事業は順調に推移し、減収にはなったものの、利益面では増益だった。
 
コラーゲン・ケーシング事業の国内販売は、ウィンナーサイズ、着色ケーシングは堅調に推移したものの、フランクサイズが夏場の天候などの影響で苦戦。輸出販売は、北米向けが好調に推移したものの、アジア向けは価格競争激化の影響で減収だった。

利益面については、原料費、人件費の上昇と販売品目の多品種少量化で生産効率が低下したことにより減益となった。この結果、事業売上高は67億7900万円(前年同期比3.9%減)、営業利益及びセグメント利益は4億5600万円(同48.4%減)となっている。
 
ゼラチン関連事業では、カプセル用、食品用が苦戦し減収。ペプタイド販売は、国内の医薬用途は好調に推移したものの、海外は価格競争激化により苦戦を強いられ、全体では減収となった。

利益面については、原料価格が安定してきたことに加え由来原料や原料供給国の見直し、生産性の改善などでコストダウンを図り増益。この結果、事業売上高は93億2000万円(同6.4%減)、営業利益は17億5200万円(同58.4%増)、セグメント利益は17億5500万円(同58.2%増)となった。
 
化粧品関連事業では、化粧品の販売が堅調に推移。健康食品の販売は、物価高騰による消費マインドの低下の影響はあったものの、引き続き「ニッピコラーゲン100」の固定客化が進んだことにより順調に推移した。

また、広告費の上昇により販売費は増加したものの、増収増益での着地となっている。この結果、同事業の売上高は62億4500万円(同8.0%増)、営業利益及びセグメント利益は7億8300万円(同29.1%増)となっている。
このほか、皮革関連事業、賃貸・不動産事業は減収減益、食品その他事業は減収増益だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260206550041.pdf