AZ-COM丸和ホールディングス、2024年3月期3Q決算は増収増益 営業・経常利益は前年同期比30%以上の大幅増

AZ-COM丸和ホールディングス株式会社は、2024年3月期第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :1501億2800万円(前年同期比 12.6%増)
営業利益   :115億7300万円( 同 33.7%増)
経常利益   :120億6600万円( 同 32.9%増)
四半期純利益 :74億3600万円( 同 18.5%増)
 
主力の物流事業セグメントの業績を見てみると、輸配送事業におけるラストワンマイル事業は、新規配送エリア獲得及び稼働台数の拡大が業績に寄与し、売上高が前年同期比6.5%増の286億5600万円となった。

EC常温輸配送事業は、成長するEC需要に対応する全国向け幹線輸送の増加が業績に寄与し、売上高は460億9500万円(同7.4%増)だった。

また、同セグメント内、3PL事業におけるEC常温3PL事業は、大型物流センターの通期稼働及び新規物流センターの開設に加え、株式会社M・Kロジの連結子会社化が寄与した結果、売上高405億9200万円(同29.6%増)となった。これらの結果、物流事業セグメント全体の売上高は同12.7%の増収で1482億1400万円だった。

利益面では、新規物流センターの安定稼働に係る一時的な先行費用が影響したものの、積極的な事業拡大に伴う増収効果、日次決算マネジメントによる生産性向上に努めた結果、同セグメントの利益(営業利益)は115億4000万円となり、同38.3%増の増益となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240203525772.pdf