AZ-COM丸和ホールディングス、2023年3月期3Q決算は増収増益 経常利益は26.3%増

AZ-COM丸和ホールディングス株式会社は、2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :1332億9100万円(前年同期比 37.3%増)
営業利益   :85億6400万円( 同 26.3%増)
経常利益   :89億9000万円( 同 26.3%増)
四半期純利益 :60億7200万円( 同 19.2%増)
 
主力の物流事業では、EC物流事業において、既存・新規顧客に係る高品質・高効率なサプライチェーン(センター運営・幹線輸送・ラストワンマイル)一貫物流プロセスを構築することより、顧客ニーズを充足させるとともに更なる事業の拡大を図った。
 
物流事業の中でも、ラストワンマイル事業は、新たな配送エリアの受託及び稼働台数の拡大が寄与し売上高は前年同期比20.4%増の269億100万円、EC常温輸配送事業は、強化している幹線輸送に加え年末にかかる大規模な物量増への対応が寄与し売上高429億2600万円(前年同期比59.9%増)、EC常温3PL事業は、ファイズホールディングス(株)の連結子会社化と新たな大型物流センターの開設等が寄与し売上高313億1000万円(同69.0%増)と大幅に増収した。
 
その他、低温食品物流事業では、スーパーマーケット向けの物流ノウハウを集約したサービスメニュー「AZ-COM7PL」を発展させた調達ネットワークの構築、多様な輸送モードに対応した産直プラットフォームの構築、HACCPに適合した物流品質の向上により新たな顧客の開拓に努め、医薬・医療物流事業では、顧客企業の事業規模の拡大と新型コロナウイルス感染症終息後の需要回復に対応するべく、顧客企業の経営統合に合致した全国の物流ネットワークの最適化と最先端技術を駆使した物流センターの再構築に取り組んだ。

 
これらの結果、同四半期の経営成績は売上高1332億9100万円(前年同期比37.3%増)、営業利益85億6400万円(同26.3%増)、経常利益89億9000万円(同26.3%増)、四半期純利益60億7200万円(同19.2%増)の増収増益となった。