博報堂DYHD、2021年2Q決算は大幅な減収減益 「自動車・輸送機器・関連品」「交通・レジャー」が大きく沈む

株式会社博報堂DYホールディングスは、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :5340億6500万円(前年同期比 21.8%減)
営業利益   :18億0000万円( 同 91.1%減)
経常利益   :37億1200万円( 同 82.8%減)
四半期純利益 :マイナス34億3300万円(前年 197億6300万円)

4マスメディアは全種目で前年同期実績を下回り、インターネットメディアについても新型コロナの影響は小さかったものの前年同期実績を下回った。また、売上高を得意先業種別に見ると、すべての業種で前年を下回った。特に「自動車・輸送機器・関連品」「交通・レジャー」で前年同期を大きく下回った。

販売費および一般管理費は、連結範囲の拡大による費用の増加があったものの活動費の抑制等費用コントロールを進め、4.4%減としたが、売上減を補うには至らなかった。さらに、これに特別利益1億4900万円および特別損失6億5500万円、前年同期に株式会社リクルートホールディングス等の株式を売却したことによる投資有価証券売却益を146億4200万円計上したことの反動減もあり、大幅な減益となった。