博報堂DYHD、売上高・営業利益ともに前年比増 4マスではテレビが好調 17年3Q

株式会社博報堂DYホールディングスは、2017年3月期第3四半期(2016年4月1日~2016年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :8977億3700万円(前年同期比 3.0%増)
営業利益  :317億9400万円( 同 2.7%増)
経常利益  :329億4800万円( 同 0.1%増)
四半期純利益:185億1000万円( 同 2.0%減)

積極的な事業展開を継続し、売上高は前年同期比3.0%の増収。種目別で4マスメディアは、テレビが上期に前年同期を下回ったものの、下期に入り増加に転じ、当第3四半期連結累計期間では前年同期を上回った。一方で、新聞、雑誌、ラジオが低調に推移し、4マスメディア全体では前年同期を下回った。
4マスメディア以外では、インターネットメディアとクリエイティブが好調に推移し、4マスメディア以外取引合計は前年同期を上回った。
得意先業種別では、「情報・通信」「化粧品・トイレタリー」「飲料・嗜好品」で増加、「自動車・関連品」「薬品・医療用品」「外食・各種サービス」で減少となっている。
最終的に、営業利益・経常利益ともに微増。これに特別利益の3億900万円および特別損失の7億4000万円を加味した税金等調整前四半期純利益は325億1700万円(同0.3%増加)となり、前年同期における株式評価損の認容にともなう法人税等減少の反動増により、親会社株主に帰属する四半期純利益は185億1000万円(同2.0%減少)となった。