博報堂、IoT社会のデジタル事業開発を支援する新組織 『博報堂テクノロジービジネスセンター』を設立

株式会社博報堂は、テクノロジーを活用した、企業のデジタル事業開発を支援する新組織『博報堂テクノロジービジネスセンター』を2015年12月10日に設立した。

テクノロジーが産業に大きな変革をもたらしている中、そのスピードは近年、急速に加速し始めており、Fintechやコネクテッドカーが注目を集めるなど、IoT(Internetof Things)、AI、ロボティクス、ビッグデータ等への取り組みはより重要度を増してきている。

こうしたトレンドを踏まえ、テクノロジー系ベンチャー企業との連携を強化し、クライアント企業のデジタル事業開発支援をより充実させるため、新組織『博報堂テクノロジービジネスセンター』を設立した。

博報堂テクノロジービジネスセンターでは、

(1)クライアント企業へのテクノロジーを活用した事業の戦略立案サポートや施策実行サポート
(2) クライアント企業のオープンイノベーションに対するソリューション提供
(3) スタートアップ企業のテクノロジーを活用したソリューション開発

を主な活動領域とし、企業のオープンイノベーションやデジタル事業開発を支援、さらには、

(4) ベンチャー企業へのマーケティング支援

も行っていく。

上記推進にあたって、博報堂テクノロジービジネスセンターは、シリコンバレーに拠点を置く日系ファンドの中で最多の投資件数(2014年実績)を誇るScrum Ventures(スクラムベンチャーズ)、および日本のトップティアベンチャーキャピタルの一社と評価される伊藤忠テクノロジーベンチャーズが組成するファンドに出資を行っており、両ファンドを通じてテクノロジー情報を取得し、クライアント企業が持つ課題に対しソリューション提供や開発を加速させていく。