博報堂、第一回「アセアン生活定点」調査結果発表

博報堂生活総合研究所と博報堂生活総研アセアンは7月2日、初の共同調査「アセアン生活定点」調査の結果を公表した。
この調査は、日本でも実施している「生活定点」調査の質問項目をベースに、アセアン6カ国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム)の生活者を調査したもの。6カ国それぞれ900名・計5400名に、衣、食、住、健康、遊び、学び、働き、家族、恋愛・結婚、交際、贈答、消費、情報、メディアなど生活のあらゆる領域から約1,000項目に及ぶ質問を行った(日本と共通の質問:665項目、アセアン独自の質問:338項目)。
今回、調査結果およびレポートの正式発表に先立ち、「日本とアセアン6カ国(平均)の差が大きい調査結果」が速報として公開された。それによると、日本<アセアンの差が大きい項目で、最上位は「宗教を信じる」(日本:23.2、ASEAN:91.1)となった。以下、「世の中によろこばしいことが多い」(7.1、60.0)、「自国は良い方向に向かっている」(2.9、54.8)が続いている。
完成版レポートは9月以降に発表予定。