博報堂アイ・スタジオ「Creative AI 研究所」、企業のブランディングに寄与するAI活用を推進 

株式会社博報堂アイ・スタジオの「Creative AI 研究所」は、日本マイクロソフト株式会社のMicrosoft Cognitive ServicesのAI・機械学習を活用したコグニティブサービスの提供を開始する。それに伴い、CSP(クラウドソリューションプロバイダー)プログラムに参加し、2016年9月1日からMicrosoft Azureの提供を開始する。

クライアント企業の広告予算において、デジタルマーケティング領域への投資が拡大する中、市場のリアルタイムなニーズの変化を迅速に捉え、企業が保持する様々なデータを識別して予測などに活用できるマーケティング手法が求められており、同社では、2016年度より「Creative AI研究所」を立ち上げ、人工知能(AI)技術を取り入れた、より直観的で人の感性に響くデジタルコミュニケーションの研究開発に取り組んでいる。

その一環として、同社の強みである統合デジタルマーケティングと革新的なクリエイティブに、 Microsoft Cognitive Services などの次世代のクラウドテクノロジーを融合させ、生活者のインサイトを衝くインタラクティブなマーケティングソリューションを開発、提供することで、クライアント企業のブランディングを支援していく。

本協業に基づき、以下のソリューションを提供予定。

●クリエイティブ生成・表現技法を軸にした、クライアントへのAIソリューション。
画像認識・音声認識などからクライアントビジネスのブランディング、マーケティングに寄与するAIソリューションなど。
●エンドユーザーと共に体験・共感を創りだす参加型共創ソリューション。
多数のデバイスを利用したインタラクティブな同時参加キャンペーンや、テクノロジーを利用したユーザー参加型イベントソリューションなど。
●IoT活用のためのプロトタイピングやプラットフォーム構築ソリューション。
IoTにて新ビジネスモデル構築、プロトタイピング、プロモーションのための支援ソリューションなど。

これらのソリューションをベースとしたデジタルマーケティングソリューションを取り入れることで、クライアント企業は企画・開発段階でクラウドプラットフォームの選択に時間を費やすことなく、結果として、マーケティング活動に必要なクリエイティブの創造や開発により多くの時間・人件費を投資することができるようなるという。