電通ベンチャーズ、子ども向けプログラミング学習プラットフォームの米企業に出資

株式会社電通が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(電通ベンチャーズ)は、米国の企業「Neuron Fuel, Inc.」(ニューロンフュエル)への出資を発表した。
ニューロンフュエルは、子ども向けプログラミング学習プラットフォーム「Tynker」(ティンカー)を開発・提供する企業。ティンカーは、8~14歳の子どもを中心対象に、ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングの基本を習得できる。ゲームやアプリの制作のほか、ドローンやロボットなどのデバイス制御も可能。指導者向けには、子どもの習熟度を確認できる機能などが用意されている。
プログラミング人材需要の高まりとともに、日本では、「小学校でのプログラミング教育の必修化」が文部科学省により発表されており、2020年度から新学習指導要領に盛り込まれる予定となっている。電通グループは今回の出資を機に、ニューロンフュエル社のプラットフォームの世界展開と、同社による新ビジネスの支援を行う方針だ。