博報堂DYMPとDAC、購買アクチュアルデータ活用の広告配信「POS-AD」提供開始

株式会社博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は、高精度広告配信ソリューション「POS-AD」(ポスアド)を共同開発し、提供を開始した。
「POS-AD」は、大規模な購買アクチュアルデータ(ID付POSデータやレシートデータなど、店舗での販売時に記録されるデータ)を活用する広告配信ソリューションだ。従来の購買データ活用型の広告配信は、購買データの絶対量が少なかったり、業態や地域等の偏りがあったり、なかなか成果につながらなかった。
「POS-AD」では、購買データと、博報堂DYグループが保有するWeb閲覧履歴データなどのデータを、独自に開発した「k-統計化&データフュージョン技術」によって、統計的に結合。これにより、活用できるデータ量を大幅拡大することに成功し、高精度なターゲティングを可能としたという。
複数回実施した実証実験では、コントロール群(デモグラフィックターゲティング)と比較して、コンバージョン・購買効果では最大約19.5倍、新商品のブランド理解度や購入意向度アップ効果では最大約2.5倍の結果を記録したとのこと。