博報堂ブランドデザイン、日本の伝統文化をリブランディングするプロジェクト発足 第一弾は「畳」

株式会社博報堂のブランディング専門組織「博報堂ブランドデザイン」は、日本古来の伝統的な独自のくらし・文化・商品などを現代にイノベーションし、リブランディングするプロジェクトを発足し、その第一弾として「畳」をテーマに活動を開始した。

畳は日本で生まれ、1000年以上にわたり人々の暮らしの中で親しまれてきた、日本独自のインテリア素材だが、ライフスタイルの欧米化により、現代において畳との接点が希薄になり畳産業自体の存続にも危機感が生まれている。そのような危機感に対し、畳という日本古来の伝統的な設え・文化を題材とし、未来に繋がる「新しい畳のある暮らし」というイノベーション起点のリブランディングの実現を目指す。

本テーマについて、早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科渡辺仁史研究室と協同ワークをおこない、2015年4月より「新しい畳の在り方」についての研究とプロトタイプを製作。2015年10月24日~の『東京デザインウイーク2015』に作品出展している。