博報堂DYMPら広告効果予測プラニングツール刷新

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社博報堂DYホールディングスの「マーケティング・テクノロジー・センター」は、TVCMとオンライン動画広告をかけ合せた、キャンペーンにおける広告効果予測プラニングのためのツール「TVPlus Simulator」(テレビ プラス シミュレーター)を機能アップデートに伴い、新ツール「TVCross Simulator」(テレビ クロス シミュレーター)として新たに提供を開始することを発表した。

「TVCross Simulator」では、TVCMの出稿パターンやターゲット(性別や年齢など)、業種といった10種類以上のパラメーターを設定することで、キャンペーンの「ターゲットリーチ効率」や「広告認知率」等を向上させるTVCMとオンライン動画広告をかけあわせた出稿パターンをシミュレーションすることができる。
また、ターゲットリーチや広告認知に加えて「TVCMとオンライン動画広告の複合接触による商品への意識変容」の視点から、商品認知、商品興味関心、商品好意、商品関与意向、商品購入利用意向等の広告指標についてもシミュレーションを可能としており、より広告効果を高める出稿提案を行うことが出来る。
さらに、広告料金など実際の広告メニュー(出稿条件)にもとづくプラニングと広告主の過去出稿実績を組み込んだカスタマイズシミュレーションに対応している。

今回の機能アップデートにより、局ごとのTVCMの出稿パターンや出稿時点データもインプットデータとして加えることが可能になり、TVCMのオンエアタイミングまで考慮した、より精緻なシミュレーションを実現する。これにより、今まで以上に効果的なTVCM×オンライン動画広告のクロスメディアプラニングが可能となり、名称も新たに「TVCross Simulator」に刷新した。

本ツールは当社が長年取り組むTVCMの運用実績と、グーグル株式会社、ヤフー株式会社、株式会社ビデオリサーチインタラクティブと共に行ったクロスメディアキャンペーンの調査結果をベースに構築したという。