CyberZ、アジア・パシフィック地域におけるスマホ広告事業拡大

株式会社サイバーエージェントの連結子会社でスマートフォン広告事業を展開する、株式会社CyberZは、「Offerme2」社(※)と資本提携することに基本合意した。本提携により同社は、アジア・パシフィック領域におけるスマートフォン広告事業の拡大を図り、現地のマーケティングに基づいた商品開発などを通し、国内外における広告主のアジア進出支援の強化を行っていく。

資本提携を行う「Offerme2」社は、リワードネットワーク「Offerme2」などスマートフォン広告メディアを展開するほか、タレントを起用した独自のプロモーション手法を提供するなど、オンライン・オフラインともに幅広く広告主のマーケティング支援を行っている広告会社。東アジアにおけるスマホゲーム市場規模は、日本、中国、韓国、台湾の成長を受け、2013年に前年比約2倍の9,168億円へ拡大、世界全体のスマホゲーム市場規模のうち、東アジアが占める割合は過半数を突破すると想定している。そのうち、台湾の市場規模は、前年比約5倍の規模へ拡大しており、東アジアにおいて最も成長率が高い地域であることが分かった。このような背景に伴い、国内外におけるゲーム会社を中心にアジア地域進出のニーズが急速に拡大したことを受け、本提携に至った。

同社が提供するスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」(以下、「F.O.X」)はこれまでに、韓国最大級のアドネットワーク「Ad@m」をはじめとした、アジアを主軸に展開するスマートフォンメディアと、テクノロジー連携を行ってきた。今回資本提携した「Offerme2」社が有するメディアにおいても、「F.O.X」による広告配信および効果計測が可能となり、国内外における多くのスマートフォンメディアを対象とした広告プロモーションを「F.O.X」の1SDKで実現することができる。

同社は今後、広告主やメディアとの現地リレーションの強化と、スマートフォン向け広告プロモーションの支援を強化するとともに、今後アジア・パシフィック地域における事業展開の加速を視野にいれて活動していく。

※Offerme2社について http://offerme2.com/
Offerme2(オファーミーツー)社は、2011年に設立した広告マーケティング会社で、本社を台湾台北市においている。動画・タレントを起用した独自のプロモーション支援をはじめ、ブランド広告主向けのソーシャルメディアマーケティングや、ゲームデベロッパーを対象としたオフライン広告プロモーションを支援するなど、オンライン・オフラインともに幅広く広告主のサービス提供をしている。