電通、デジタル事業の開発・提案を行う新会社「電通ブルー」を設立

株式会社電通デジタル・ホールディングス(以下「DDH」)は、「株式会社電通ブルー」(以下「電通ブルー」)を設立し、年内をめどに営業を開始することを発表した。
グループ初の最先端の技術力を活用したデジタル事業の開発・提案を行うテクノロジー・ブティック子会社となる。

スマートフォンやタブレットの普及、さらにはウェアラブル端末やIoT(Internet of Things)※の登場など、デジタル環境の変化は続いている。顧客企業が求めるマーケティング・コミュニケーションの立案や生活者に向けたサービス提供においても、より高度なソリューション、より迅速なビジネス開発が求められている。そこで、最新の技術力を持ったスタートアップ企業などとの柔軟な連携体制を築き、迅速な企画立案やビジネス開発を実現するために、電通ブルーを設立することにしたという。

電通ブルーでは、豊富な実績を持つ社外プロフェッショナルにも参画していただけるような制度を準備し、積極的に人材採用と人的ネットワークの構築を進めることで、スタートアップ型の開発体制による新規事業の創出を目指す。また、テクノロジー・ブティックと呼ぶに相応しい最先端の開発基盤を整え、グループ各社との協業を図りながら顧客ニーズを先取りしたデジタル事業を展開していく。

新会社は、①ウェブサービスやアプリなどの開発・運営を行うメディア事業、②生活者の暮らしを高度化するデジタルライフツール事業、③国内外でIoTの実用化を担うハードウェア事業、などを手掛ける。なお、営業開始に向けて、既に複数の新しいデジタル事業を開発しているが、それぞれの事業の詳細については、今後電通ブルーが主体となって随時情報を発信していく。

■新会社の概要
会社名:株式会社電通ブルー
所在地:東京都港区東新橋1-8-3(営業開始前に移転予定)
役 員:代表取締役社長 吉羽一高(電通デジタル・ビジネス局より出向)
    取締役 植村祐嗣(電通デジタル・ビジネス局専任局次長)
    取締役 清水忠裕(電通メディア・コンバージェンス推進室専任部長)
    監査役 光延洋太(DDH)   
設立日:平成26年10月15日設立、平成26年内営業開始予定
資本金:1億円(別途、資本準備金1億円)
出資比率:DDH 100%

 

■新会社のロゴマーク