博報堂生活総研、今年3月の生活感情を発表 ときめき度48点で下降気味

株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は4月18日、「生活インデックスレポート・生活感情編~2014年春」を発表した。

「生活インデックス」とは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数。「生活感情」では、生活者の感情変化を、[ときめき度][にごり度]の2指数から分析している。
それによると、今年春(3月)の「ときめき度」は48.0点で、昨年秋(47.7点)から冬(49.5点)にかけて上昇していた値が、やや減少していた。「にごり度」は48.8点と、昨年冬(48.7点)から横ばいとなっている。

ときめき度が、クリスマスや年末年始などのイベントが続く冬から、新生活で落着きを見せる春にかけて減少するのは、昨年と同じ傾向とのこと。
ただし、今年春は消費税増税前というタイミングだったため、ときめき度が下支えされ、昨年春(46.0点)と比べ高い値になったとみられる。