博報堂DYMPとイード、次世代メディア事業において資本・業務提携

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、株式会社イード(以下「イード」)と次世代メディア事業における共同事業推進に合意し、資本・業務提携を締結したと発表した。

生活者のWEB閲覧行動や、ECサイトにおける購買行動等のデータ(以下「生活者データ」という)を活用し、生活者へベネフィットを提供するとともに、広告主や媒体社のマーケティング活動やコミュニケーション活動を行なうデータマネジメントの重要性に注目が集まっている。

博報堂DYメディアパートナーズでは、「RBB TODAY」や「Response」等の領域特化型メディア(バーティカルメディア)を運営するイードとの資本・業務提携を通じて、イードが持つオリジナルCMS及びWEBメディア運営のノウハウを生かし、広告主企業のオウンドメディア構築支援や、媒体社の新しいメディア事業の開発及び拡大に取り組んでいきます。そして、そこで得られる生活者データを軸に、生活者、広告主、媒体社への価値提供を実現していく。

■資本・業務提携により実現する3つのシナジー
(1)共同メディア事業の推進
イードが保有するメディアプラットフォームやメディア運営ノウハウと、当社グループの保有する広告主企業、媒体社、コンテンツホルダーをはじめとするステークホルダーとのネットワーク力を掛け合わせて、共同でメディア事業を推進していきます。具体的には広告主企業のオウンドメディアや、媒体社のデジタルメディア及びコミュニティ等の企画・開発・運営支援を行っていく。

(2)生活者データの活用
イードが独自保有する生活者データ、及び(1)で得られる生活者データを、当社の生活者データ基盤と連携することによって、生活者インサイト発掘やコミュニケーション施策などの様々なマーケティング施策へ活用し、生活者、広告主、媒体社へ価値提供を行う。

(3)EC事業での連携
イードが保有するECソリューション「marbleASP」と、当社グループが推進する、媒体社、コンテンツホルダーとの共同EC事業を、一元的に連携させ運営していく。