電通、デジタルガレージとの資本業務提携で合意

株式会社電通は、12月21日、株式会社デジタルガレージが行う第三者割当増資を引き受け、両社が業務提携すると発表した。

この提携の目的は、インターネットメディアの運営やEコマース決済プラットフォームの提供を通じて大量のマーケティングデータを保有しているデジタルガレージグループと、デジタル領域においても多様なソリューションを提供している電通が協働することで、デジタル・マーケティング事業およびビジネス・インテリジェンス事業におけるサービスの革新と拡大を図り、両社の企業価値を向上させていくことにあるとのこと。

業務提携の内容は以下のとおり。

(1) 北米をはじめとする国内外の最先端マーケティング・テクノロジーの発掘、
  および日本を含むアジア市場での事業化。
(2) 各種データを活用したデジタル・マーケティング事業およびビジネス・インテリジェンス事業の推進。

資本提携の概要は以下のとおり。

・出資株数:デジタルガレージの普通株式 16,500株を第三者割当増資により電通が取得
  ※第三者割当増資を引き受けた後の電通の持株比率は7.00%
・出資時期: 平成25年 1月 11日
・出資価額: 1 株当たり 159,004円、取得総額 2,623,566,000円

なお、本件による同社の平成25年3月期の連結業績に与える影響は軽微とのこと。