スクロール、2026年3月期2Q決算は増収減益 経常利益は前年同期比19.1%減

株式会社スクロールは、2026年3月期第2四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年9月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高  :425億6900万円(前年同期比 4.0%増)
営業利益 :30億6900万円( 同 20.1%減)
経常利益 :32億9700万円( 同 19.1%減)
中間純利益:15億3700万円( 同 44.4%減)
 
ソリューション事業の物流代行においては、関東圏の物流ニーズの高まりを受け、関東エリア第3の拠点として「SLCつくば」の稼働を開始した。決済代行においては、取扱高が堅調に推移。このほかマーケティングサポートにおいては、ソーシャルメディアマーケティング(SNSマーケティング)を主軸に堅調に成長している。これらの結果、同事業の売上高は173億400万円(前年同期比24.2%増)、セグメント利益は5億6400万円(同50.3%増)となっている。
 
通販事業においては、食品を中心とした継続的な物価上昇に伴う生活防衛意識の高まりに加え、記録的な猛暑・残暑の影響などにより、売上高は前年同期を下回った。この結果、同事業の売上高は191億7100万円(同7.6%減)、セグメント利益は26億7600万円(同24.1%減)となっている。
 
eコマース事業は、2024年度から進めている事業リストラの完遂及び新たな収益基盤構築に向けたビジネスモデルの転換を継続的に推進。この結果、同事業の売上高は66億4100万円(同5.3%減)、セグメント損失は7000万円(前年同期は4100万円のセグメント利益)となった。
 
グループ管轄事業の売上高は18億6700万円(同9.3%増)、セグメント利益は1億2300万円 (同7.0%減) となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251029581940.pdf