フュージョン、2026年2月期2Q決算は減収減益 利益面はいずれも赤字に転落
フュージョン株式会社は、2026年2月期第2四半期の業績(2025年3月1日~2025年8月31日)を発表した。
【経営成績(累計)】
売上高 :7億600万円(前年同期比 3.3%減)
営業利益 :マイナス4200万円(前年同期 700万円)
経常利益 :マイナス4300万円( 同 400万円)
中間純利益 :マイナス4400万円( 同 300万円)
同中間会計期間は、2025年3月に日本郵便株式会社主催の全日本DM大賞において、同社は銀賞受賞作を含む4作品で受賞し、18年連続のDM大賞受賞となった。
コスト面においては、前年度に引き続き採用活動を強化したことに伴い関連費用が増加した。新入社員向けの研修プログラムを刷新し、即戦力として活躍できる人材の育成に注力しているほか、社内稼働の管理体制を強化するとともに、社外原価の見直しを進めることで、利益率の改善を目指した取り組みを実施している。
分野ごとの業績を見てみると、CRM支援分野では、アナリティクス領域で既存クライアントから分析案件を継続して受注。しかしながら、テクリエイティブの領域における大型案件の受注件数減少により、売上高は低迷した。この結果、売上高は5億3223万円と前年同期比で6.1%減少した。
サービス運営支援分野は、POSデータ開示の領域で新規クライアント企業からPOSデータ開示システムの追加開発や月額運用を受注し、売上高が伸長。この結果、売上高は1億7383万円(前年同期比6.7%増)となった。
教育支援分野は、eラーニングサービスの領域でDCFMが2025年6月30日をもってサービス終了したことによる販売減少を主な要因として、前年同期比63.0%減の売上高20万円となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251010571899.pdf