フュージョン、2024年2月期2Q決算は増収減益 利益面はいずれも前年同期比50%以上の減少

フュージョン株式会社は、2024年2月期第2四半期の業績(2023年3月1日~2023年8月31日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :7億5000万円(前年同期比 7.3%増)
営業利益   :1600万円( 同 59.9%減)
経常利益   :1600万円( 同 61.7%減)
四半期純利益 :1700万円( 同 51.7%減)
 
2023年3月に日本郵便株式会社主催の全日本DM大賞において、3度目のグランプリを獲得。グランプリとなった金賞受賞作を含む計6作品で受賞し、6年連続の金賞受賞、16年連続のDM大賞受賞となった。これらの実績により、これまで得意としてきた流通小売業界のみならず、BtoB型の法人サービス業等の新たなクライアント企業群にも認知が進み、売上高の増加に繋がった。コスト面については、行動制限緩和によるクライアント企業への訪問などで出張旅費等が増加したほか、インボイス制度への対応に向けての基幹システム改修費用等が増加した。
 
分野ごとの業績を見てみると、CRM支援分野では、アナリティクス領域で既存クライアントからの月額契約案件の受注増加、クリエイティブ領域で新規クライアント企業のDM案件等の受注があり、売上高は堅調に推移。この結果、売上高は5億9502万円(前年同期比9.2%増)となった。
 
サービス運営支援分野も、ECの領域で既存クライアント企業からの継続受注を受け、売上高が順調に推移。一方で、POSデータ開示の領域では安定した顧客基盤を確保しているものの、一部システム利用の縮小が影響し、売上高は若干低迷した。この結果、売上高は1億5355万円(同1.4%増)となっている。
 
教育支援分野は、eラーニングサービスの領域でDCFMの販売が減少したことから、売上高は同41.6%減の212万円だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231010564242.pdf