フュージョン、2024年2月期決算を発表 経常利益は前期比約10%減
フュージョン株式会社は、2024年2月期通期の業績(2023年3月1日~2024年2月29日)を発表した。
【経営成績】
売上高 :14億6700万円(前期比 0.8%増)
営業利益 :5000万円( 同 8.6%減)
経常利益 :5000万円( 同 10.1%減)
当期純利益 :5200万円( 同 18.6%増)
2023年3月に日本郵便株式会社主催の全日本DM大賞において、3度目のグランプリを獲得。グランプリとなった金賞受賞作を含む計6作品で受賞し、6年連続の金賞受賞、16年連続のDM大賞受賞となった。これらの実績により、これまで得意としてきた流通小売業界向けを主としたBtoC型のサービスのみならず、BtoB型の法人サービス業等の新たなクライアント企業群にも認知が進んだ。
さらに、コンサルティング・アナリティクス領域でも既存クライアント企業からの戦略策定支援業務や分析業務の受注が伸長し、売上高の増加に繋がった。コスト面については、インボイス制度及び電子帳簿保存法への対応に向けた基幹システムの改修と社内ネットワークの刷新に伴いITサービス利用料などが増加した。
分野ごとの業績を見てみると、CRM支援分野では、アナリティクス領域で既存クライアント企業から定期的な分析案件を受注し、売上高が伸長した結果、売上高は11億4543万円(前期比1.1%増)となった。
サービス運営支援分野は、POSデータ開示の領域においては定期案件の契約見直しによりやや売上高が減少したものの、EC運用の領域では継続して案件を受注し、売上高は堅調に推移。売上高は3億1402万円(前期比変動なし)となっている。
教育支援分野は、セミナーの領域で既存クライアント企業から大規模な研修・セミナーを受注し売上高が堅調に推移した。一方で、eラーニングサービスの領域ではDCFMの販売が減少し、売上高は同7.2%減の846万円だった。
〈今後の見通し〉
2025年2月期は売上高16億円、営業利益5106万円、経常利益5097万円、当期純利益4332万円を見込んでいる。
■リリース
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