AZ-COM丸和ホールディングス、2026年3月期1Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比58.4%増

AZ-COM丸和ホールディングス株式会社は、2026年3月期第1四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年6月30日)を発表した。
 
これは、2025年8月5日に発表した四半期連結財務諸表等について、公認会計士等による期中レビューが完了したために発表したもの。同レビューは、2025年9月4日付の取締役会決議において決定された2030年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行に関連して実施された。
なお、2025年8月5日に発表した四半期連結財務諸表等についての変更はないという。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :552億4600万円(前年同期比 11.2%増)
営業利益  :30億7600万円( 同 65.8%増)
経常利益  :32億5900万円( 同 58.4%増)
四半期純利益:20億300万円( 同 63.8%増)
 
主力の物流事業セグメントの業績を見ると、輸配送事業におけるラストワンマイル事業は、一部取引先における業務縮小および物量減少が影響した結果、売上高が前年同期比3.7%減の95億5200万円となった。
 
EC常温輸配送事業は、新たな取引先の輸配送案件の獲得に加え、センター間を繋ぐ幹線輸送数が堅調に拡大した結果、売上高は140億4300万円(同7.1%増)だった。また、同セグメント内、3PL事業におけるEC常温3PL事業では、前期に開設した大手ネット通販会社向けの大型物流センターの通期稼働および既存物流センターにおける取扱物量の増加が寄与し、売上高は178億6300万円(同23.4%増)となった。

これらの結果、物流事業セグメント全体の売上高は同11.3%の増収で545億900万円となっている。利益面は、一部取引先における業務縮小や物量減、新規センター開設に掛かる一時費用等の影響があったものの、物流センターの拠点数や稼働車輌台数の増加に加え、料金改定および生産性向上等の取り組みによる改善効果が上回った。

この結果、同セグメントの利益(営業利益)は30億1500万円となり、同24.6%増の増益となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250826547619.pdf