テレビ朝日HD、2026年3月期1Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比33.6%増
株式会社テレビ朝日ホールディングスは、2026年3月期第1四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :804億7800万円(前年同期比 3.7%増)
営業利益 :72億9600万円( 同 53.2%増)
経常利益 :98億1900万円( 同 33.6%増)
四半期純利益:66億8900万円( 同 28.1%増)
テレビ放送事業において、良好な企業業績と底堅い経済環境が下支えとなり、売上の基盤となるレギュラー番組のセールスは増収となりました。また、単発番組についても、「世界フィギュアスケート国別対抗戦2025」や新規ゴルフトーナメント「ニチレイレディス」などのスポーツ番組のセールスが好調に推移し、タイム収入は195億2500万円(前年同期比3.8%増)となりました。
スポット収入は、視聴率が好調に推移したことにより増収。業種別では「情報・通信」「交通・レジャー」「薬品・医療用品」「自動車・関連品」「食品」など、多くの業種で増収となり、257億7100万円(同17.1%増)だった。このほかBS・CS収入は65億200万円(同2.0%増)、番組販売収入は33億4600万円(同12.9%減)、その他収入は48億7200万円(同7.7%減)となった。
これらを受けて、テレビ放送事業全体の売上高は600億1800万円(同6.6%増)、営業利益は55億1600万円(同109.2%増)となった。
このほか、インターネット事業は売上高80億7800万円(同23.6%増)で営業利益9億5000万円(同60.3%増)、ショッピング事業は売上高42億1100万円(同14.2%減)で営業利益1億5600万円(同62.8%減)だった。
その他事業は、出資映画事業は増収となった一方で、音楽出版事業、イベント事業は減収。この結果、売上高116億7200万円(同12.3%減)、営業利益6億8500万円(同40.0%減)となりました。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250730524021.pdf