あじかん、2026年3月期1Q決算は減収減益 主力の業務用食品セグメントがふるわず赤字転落
株式会社あじかんは、2026年3月期第1四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :121億100万円(前年同期比 0.6%減)
営業利益 :マイナス1億3700万円(前年同期 4億7800万円)
経常利益 :マイナス1億2400万円( 同 6億7900万円)
四半期純利益:マイナス5600万円( 同 4億7500万円)
主力の業務用食品等セグメントの業績は、外部顧客への売上高が110億3100万円(前年同期比1.3%減)、セグメント利益が3億3200万円(同65.5%減)だった。
ヘルスフードセグメントでは、販売面は通信販売において、テレビCMを中心に積極的な広告宣伝を実施したことなどもあり、「焙煎ごぼう茶ごぼうのおかげW」をはじめとした機能性表示食品の売上が好調に推移。売上高は前年同期を上回った。
ドラッグストアなどでの市販品については、新規開拓やインストアプロモーションの強化を行ったことなどにより、こちらも前年同期を上回る売上高となった。
このほか生産面では、生産高が増加したことで固定費率が低下したものの、主要原材料であるごぼうが高値で推移した結果、製造原価率は前年同期に比べ上昇した。
販売費は、増収に伴う変動費の増加に加え、戦略的な広告宣伝の実施、人件費の上昇などにより、前年同期に比べて増加している。これらの結果、同セグメントの外部顧客への売上高は9億5300万円(同8.2%増)、セグメント利益は5100万円(同16.8%増)となった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250801526884.pdf
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250803528189.pdf