ベースフード、2024年2月期1Q決算を発表 利益面は赤字も会員数・店舗数は順調に伸長

ベースフード株式会社は、2024年2月期第1四半期の業績(2023年3月1日~2023年5月31日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :37億3900万円(─)
営業利益   :マイナス3億8000万円(─)
経常利益   :マイナス3億8100万円(─)
四半期純利益 :マイナス3億8200万円(─)

※2023年2月期第1四半期は四半期連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率の記載はなし。
 
同四半期においては、原材料高騰等の影響から、2023年5月に売上総利益率の改善のために商品価格の改定を実施した。また、積極的な研究開発活動を継続し、商品開発の速度向上と研究開発領域の深化を目的に前年度強化・増員したR&D体制により新商品の開発および商品改善を積極的に引き続き進め、2023年3月にBASE BREAD(プレーン、メープル)のリニューアル、2023年4月にBASE BREAD(シナモン)のリニューアルを実施し、2023年5月にはBASE BREAD(ミニ食パン・レーズン)の新商品発売を行った。
 
自社ECチャネルでは、美味しさが向上したことによる口コミの醸成、リテールチャネル(卸販売)の店舗拡大による更なる認知と体験の拡大が進んだこと、その機会を捉え顧客を獲得するためのWeb広告を実施したことにより自社ECのサブスクリプション会員獲得が伸長した。また今までの「いちねんポイントパック」に加え「ライトプラン」のサービスを提供開始するなど継続率向上の施策により、サブスクリプション会員数は20.1万人(前事業年度末は16.3万人)と拡大した。
 
海外展開においては、香港でのECモール(HKTVMall)に加え、2023年5月に中国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global」での販売を開始しており、国内外での販売数量は順調に推移している。
 
リテールチャネル(卸販売)においては、2023年3月よりローソンでの展開店舗先を中部・中四国・九州・沖縄地区も追加。コンビニエンスストアやドラッグストアなどオフライン店舗での販売店舗は順調に推移しており、展開実店舗数は46385店舗(前事業年度末は、34795店舗)へと拡大した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230713521673.pdf