ファーマフーズ、2023年7月期3Q決算は増収増益 医薬品・医薬部外品が好調で売上及び利益に寄与

株式会社ファーマフーズは、2023年7月期第3四半期の連結業績(2022年8月1日~2023年4月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :525億3300万円(前年同期比 19.3%増)
営業利益  :16億3400万円( 同 75.4%増)
経常利益  :15億8200万円( 同 47.0%増)
四半期純利益:10億6800万円(前年同期 マイナス2億8400万円)
 
BtoC事業においては、顧客獲得効率指標のCPO及び収益性指標のLTVを重視しながら、新製品への広告宣伝投資を積極的に行った。同時に、広告宣伝費の適正化を図る取り組みも強化し、2023年4月末時点のグループ全体の定期顧客件数は、991535件(前年同期982458件)となっている。
 
同事業内での分野別に見ると、「医薬品・医薬部外品」の売上高は前年同期比2.4%増の255億2000万円。主力の「ニューモ育毛剤」の新規獲得及び定期継続率の水準が安定的に推移しており、グループ全体の売上及び利益に寄与している。
 
また、明治薬品株式会社の「ラクトロン錠」や薬用ホワイトニングジェル「DRcula(キュラ)」は、特にWEB広告で受注が増加し、定期顧客件数の増加につながった。「サプリメント」の売上高は、前年同期比32.3%増の99億3600万円。「シボラナイトGOLD」をはじめとした、明治薬品株式会社の機能性表示食品の売上が寄与した。「化粧品」では、主に「ニューモ」ブランドのまつ毛美容液「WMOA」を主力製品として引続き育成。売上高は、前年同期比103.1%の95億5800万円だった。
 
また、株式会社フューチャーラボの「珠肌ランシェル」及び「ヘアボーテボタニカルカラークリームシャンプー」が前年同期比での増収に貢献した。これらの結果、BtoC事業の同四半期の売上高は457億7900万円(前年同期比19.5%増)と大幅な増収となった。定期顧客のさらなる獲得を目指し、広告宣伝費310億100万円(前年同期は260億7900万円、前年同期比18.9%増)を計上し、セグメント利益は16億2200万円(同97.2%増)となっている。
 
このほか、バイオメディカル事業は売上高2億8300万円(前年同期比501.4%増)、セグメント損失1億7700万円(前年同期1億9400万円の損失)で、BtoB事業は売上高64億5500万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益10億6900万円(同6.5%増)だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230605594929.pdf