プレミアムウォーターHD、2023年3月期通期決算は増収増益 前年度比プラス11万件で保有契約件数が順調に伸長

株式会社プレミアムウォーターホールディングスは、2023年3月期通期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上収益 :764億6300万円(前年同期比 11.7%増)
営業利益 :73億4600万円( 同 20.5%増)
税引前利益:64億1600万円( 同 17.4%増)
当期純利益:60億5700万円( 同 71.0%増)
 
同社グループはこれまでデモンストレーション販売やWEB、テレマーケティング等によって顧客を獲得し、シェアを拡大してきたが、業務提携等シナジー効果の期待できる企業とともに営業活動の強化を行うことにより、宅配水事業の収益基盤が一層強固なものとなった。また、長期にわたる宅配水の定期配送サービスの利用が安定的な収益基盤の構築に繋がることから、既存顧客の継続率の向上やお客様満足度向上のための各種付帯サービスの提供等も推進した結果、2023年度末の保有契約件数は前連結会計年度末から11万件増加し、154万件となった。
 
一方で、物流費や販売促進費等の増加はグループの利益押下げ要因となった。この点に関しては、各工場設備の稼働率の向上等による製造原価の低減や、物流費の安定化につながる物流網の構築等による各種費用の低減に努めるなどの対策を実施した。この結果、2023年度の連結業績は売上収益764億6300万円(前期比11.7%増)、営業利益73億4600万円(同20.5%増)、税引前当期利益は64億1600万円(同17.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は60億5700万円(同71.0%増)となっている。

〈今後の見通し〉
2024年3月期の通期連結業績は、売上収益820億円、営業利益82億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は48億円となることを見込んでいる。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230511565561.pdf