ファンコミュニケーションズ、2021年12月期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続き減収減益

株式会社ファンコミュニケーションズは、2021年12月期(2021年1月1日~2021年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :267億円(前期比 9.1%減)
営業利益 :23億1800万円( 同 18.7%減)
経常利益 :25億1600万円( 同 15.7%減)
当期純利益:16億3700万円( 同 17.8%減)

CPAソリューション事業においては、受注件数は徐々に増加傾向が見られるものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部広告主の予算削減や検索アルゴリズムの変動などの影響を受け、減収。売上高は209億4493万円(前期比7.2%減)、セグメント利益は34億5718万円(同9.5%減)となった。
ADコミュニケーション事業は、新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」の稼働広告主が減少したことにより、減収となった。売上高は52億1615万円(同15.1%減)、セグメント損失は1億2633万円(前期はセグメント利益9409万円)だった。
これらの結果、テレワークへの移行によって固定費の削減などに努めたものの、最終的な全体の業績は減収減益となった。