ファンコミュニケーションズ、2023年12月期2Q決算は減収減益 経常利益は前年同期比11.6%減

株式会社ファンコミュニケーションズは、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日~2023年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :37億6400万円(前年同期比 1.8%減)
営業利益  :11億3800万円( 同 9.7%減)
経常利益  :11億4900万円( 同 11.6%減)
四半期純利益:6億200万円( 同 30.8%減)
 
CPAソリューション事業では、アフィリエイト広告サービス「A8.net」は新規広告主の獲得に注力し稼働広告主数が伸長したため売上高が増加したものの、メディアの掲載面の確保などにより利益率が低下した。スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」では、ゲームカテゴリの鈍化を受けて売上高が減少。この結果、同事業の売上高は30億5892万円(前年同期比101.3%)、セグメント利益は17億7345万円(同97.2%)となっている。
 
ADコミュニケーション事業では、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」においてApple社が提供する「SKAdNetwork」への対応に注力したほか、固定費の削減に努めたが、稼働広告主数の減少及び特定広告主の売上が減少したことなどにより減収となった。お笑いラジオアプリ「GERA」など新規事業の企画・開発については、投資を拡大している。この結果、同事業の売上高は5億4058万円(同91.5%)、セグメント損失は1億5136万円(前年同期はセグメント損失9677万円)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230721525228.pdf