博報堂DYホールディングス、2022年3月期3Q決算は大幅な増収増益

株式会社博報堂DYホールディングスは、2022年3月期第3四半期(2021年4月1日~2021年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益 :5826億200万円(前年同期比 23.4%増)
営業利益 :475億5900万円( 同 152.2%増)
経常利益 :504億100万円( 同 135.5%増)
四半期純利益:231億300万円( 同 154.1%増)

コロナ禍への対応に配慮しつつ、積極的な事業展開を継続した結果、売上高は1兆393億2000万円(前年同期比17.7%増)、収益は5826億200万円(同23.4%増)と前年同期を大きく上回った。
種目別の売上高においては、雑誌とラジオを除く全ての種目で前年同期実績を上回り、マーケティング/プロモーション及びインターネットメディアが高い伸びとなったほか、テレビ、クリエイティブも力強い回復を見せた。また、売上高を得意先業種別に見ると、「自動車・輸送機器・関連品」「エネルギー・素材・機械」以外の全業種でで前年を上回っており、「情報・通信」「飲料・嗜好品」「交通・レジャーでは特に大きく上回った。
売上総利益に関しても、2593億8700万円(同21.9%増)と前年同期より466億100万円の増加。中期的な成長を見据えた戦略費の投下や連結範囲の拡大による費用の増加があったものの、結果として営業利益は475億5900万円(同152.2%増)、経常利益は504億100万円(同135.5%増)と、いずれも大幅な増益となった。