博報堂DYHD、2021年1Q決算は大幅な減収減益 コロナで4マス全種目が前年を下回って推移

株式会社博報堂DYホールディングスは、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :2610億2300万円(前年同期比 21.6%減)
営業利益   :3億9800万円( 同 94.3%減)
経常利益   :15億4200万円( 同 80.4%減)
四半期純利益 :マイナス30億7000万円(前年 25億7600万円)

新型コロナの影響で、4マスメディア全種目が前年同期実績を下回った。インターネットメディアも影響は小さかったが前年同期実績を下回った。業種別では「自動車・輸送機器・関連品」「交通・レジャー」が大きく影響を受けた。
販売費および一般管理費は、連結範囲の拡大による費用の増加および人員増による人件費の増加があったものの経常経費の抑制を進めた結果、同1.9%の減少とほぼ横ばい。結果的に、営業利益が94.3%減少、経常利益が80.4%減少と、大幅な減益になり、最終指定に四半期純利益は赤字計上となった。