サイバーエージェント、巣ごもり需要が見込める広告主へ営業強化を行い広告事業も堅調 2020年3Q決算は増収増益

株式会社サイバーエージェントは、2023年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :3577億0800万円(前年同期比 4.6%増)
営業利益   :285億1100万円( 同 21.9%増)
経常利益   :284億6300万円( 同 22.8%増)
四半期純利益 :58億7900万円( 同 230.9%増)

「ABEMA」「Ameba」「タップル誕生」等が属するメディア事業は、「ABEMA」への投資をしつつ売上を伸ばし、事業売上高は394億3700万円(前年同期比15.0%増)、営業損益は132億8800万円の損失計上(前年同期間132億3400万円の損失計上)だった。
株式会社Cygames、株式会社CraftEgg、株式会社サムザップ等が属するゲーム事業は、主力タイトルが堅調に推移し、事業売上高は1168億1500万円(前年同期比2.0%増)、営業損益は231億4200万円の利益計上(前年同期比21.6%増)だった。
インターネット広告事業は、巣ごもり需要が見込める広告主へ営業強化を行い、売上高は2044億1900万円(前年同期比5.8%増)、営業損益は171億3000万円の利益計上(前年同期比16.4%増)と堅調に推移した。
投資育成事業は売上高36億7500万円(前年同期比41.8%減)、営業損益は29億3100万円の利益計上(前年同期比39.6%減)と低調だった。