サイバーエージェント、TV CMに接触しない層へ優先的に動画広告を配信するサービス開始

株式会社サイバーエージェントの調査機関であるオンラインビデオ総研は27日、テレビCMに接触しない層に対し優先的に動画広告を配信するサービスを発表した。2月より提供を開始する。
このサービスは、慶応義塾大学と共同で実施した「テレビCMに接触しない層のライフスタイルと、メディア行動に関する調査・研究」の研究結果を活用したもの。テレビCMにほとんど接触しない層を「ローテレ(=Low TVCM Reach Group)」、一方、テレビCMに多く接触する層を「ハイテレ=(High TVCM Reach Group)」と定義し、計45区分の「ターゲット・アロケーション・マップ(仮称)」を作成した。これに各種Webメディアの利用率、居住地、世帯年収、好きな芸能人などを掛け合わせることで、想定ターゲットに対して最適なWebメディアのプランニングを可能としたという。
提供サービスでは、テレビCMにほとんど接触しない層と多く接触する層を見分け、Web動画メディア上でテレビCMにほとんど接触しないユーザーに向けて、優先的に動画広告を配信するとのこと。