オールアバウト、売上好調も広告費用増加しマイナスに 16年2Q決算

株式会社オールアバウトは、2016年3月期第2四半期(2015年4月1日~2015年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :36億9400万円(前年同期比 26.8%増)
営業利益  :マイナス1500万円(前年 6600万円)
経常利益  :マイナス2900万円(前年 5100万円)
四半期純利益:マイナス3400万円(前年 3300万円)

マーケティングソリューションセグメントにおいては、第1四半期連結会計期間よりファイブスターズゲーム株式会社の業績を反映。「コンテンツマーケティング」の推進により、売上高は12億8800万円と前年同四半期比で28.1%増、セグメント利益は1億0900万円で前年同四半期比168.5%増と好調だった。
一方で、コンシューマサービスセグメントでは、主力の「サンプル百貨店」において取扱商品の拡充と会員数の拡大に注力、売上高は前年を上回る水準で推移したが、会員数拡大のためにテレビCM等の積極的な広告宣伝活動を行ったため、売上高は24億1900万円と前年同四半期比26.2%増になったが、セグメント損失5900万円が発生し赤字化。これにより、利益が黒字から赤字となった。