テレビ東京HD、16年1Q決算 コンテンツ好調で利益増

株式会社テレビ東京ホールディングスは7月31日、2016年3月期第1四半期(2015年4月1日~2015年6月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :334億9100万円(前年同期比 2.3%増)
営業利益  :21億0100万円( 同 68.7%増)
経常利益  :22億2400万円( 同 57.2%増)
四半期純利益:13億4100万円( 同 48.9%増)

主力の地上波放送事業では、ローカルタイムのミニ番組や深夜番組のセールスでタイム収入が苦戦。前年「2014FIFAワールドカップブラジル大会」の反動もあり、123億5500万円で前年同期比7.7%減収だった。スポット収入は、販促企画などでシェアアップに繋げ、テレビ東京のシェアの低い広告主が昨年に比べ積極的に出稿を行った反面、シェアの高い広告主が出稿を控えた為、69億9900万円、前年同期比2.9%減収だった。
一方BS収入が、8億3600万円で前年同期比21.8%増収。「YOUは何しに日本へ?」に加え、ゴールデン帯以外の番組「昼めし旅~あなたのご飯見せてください!~」「ポンコツ&さまぁ~ず」が売り上げを伸ばし、番組販売収入は10億1500万円で、前年同期比2.2%増収となった。ソフトライツ収入も53億9400万円と、前年同期比110.3%増収となった。
最終的に地上波放送事業の売上高は、266億9400万円で、前年同期比1.7%増収となり、営業利益が13億3900万円、と前年同期比188.4%の大幅増となった。