テレビ東京HD、2023年3月期通期決算は増収増益 売上・利益ともに過去最高を記録

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2023年3月期通期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高   :1509億6300万円(前年同期比 2.0%増)
営業利益  :92億2900万円( 同 7.5%増)
経常利益  :93億7800万円( 同 2.4%増)
当期純利益 :67億2400万円( 同 11.6%増)
 
2023年3月期は、テレビ広告市場の低迷が影響し、放送事業から得られる収益は前年度に僅かに及ばなかったものの、海外向けの番組販売や動画配信を積極的に行うことで、コンテンツの2次利用から得られるライツ事業の収益が大きく伸長。売上高は前年同期比2.0%増の1509億6300万円となった。
 
配信コストや人件費の増加などにより、営業費用も1.6%増の1417億3300万円だったが、売上高の伸びが大きかったことが寄与し、営業利益は7.5%増の92億2900万円、経常利益も2.4%増の93億7800万円、当期純利益は11.6%増の67億2400万円となった。売上高と営業利益をはじめとする全ての利益が過去最高を記録する結果となっている。
 
〈今後の見通し〉
2024年3月期の売上高は、前年比4.0%増の1570億円、営業利益は2.9%増の95億円、純利益は5.6%増の71億円を想定している。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230410544738.pdf