テレビ東京HDの1Q決算 純利益361%増 スポット収入伸び増収

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2013年3月期第1四半期(2012年4月1日~2012年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :276億6600万円(前年同期比 4.7%増)
営業利益  :10億6000万円( 同 73.1%増)
経常利益  :11億9200万円( 同 54.6%増)
四半期純利益:11億7400万円( 同 361.0%増)

放送収入のうちタイム収入は、土曜昼帯の経済新企画や深夜アニメの新企画番組が始まったものの、単日セールスの伸び悩みや、前年度は世界卓球があったこと等から、119億1500万円で前年同期比1.3%の減収。しかし、スポット収入は、東日本大震災の影響を受けた前年度に比較して大きく伸び、65億2800万円、前年同期比25.6%の増収となった。BS等収入は、3億9300万円で前年同期比22.8%の増収となった。
番組販売収入は、「やりすぎコージー」「石川遼スペシャルRESPECT」等、ローカル局への売り上げが好調だった番組の終了が影響し、10億7400万円で、前年同期比7.4%減収だった。
た。
ソフトライツ収入のうち、一般番組では、「ウレロ☆未確認少女」「ゴッドタン」「マジすか学園」のDVD販売等が好調。また、IT関連でも「WEB広告」収入等が引き続き好調に推移した。ただし、国内市場の冷え込み等が影響し、全体としてソフトライツ収入は、24億1100万円で、前年同期比11.7%減収だった。
そのほかイベント収入は、前年同期比9.0%減収、通信販売関連(テレビ東京ダイレクトの売上高)は前年同期比22.4%減収、音楽出版関連は前年同期比19.6%減収、インターネット・モバイル事業は前年同期比16.9%減収など、一部分野で落ち込みも見られた。