AZ-COM丸和ホールディングス、2026年3月期2Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比36.0%増

AZ-COM丸和ホールディングス株式会社は、2026年3月期第2四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年9月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高  :1130億5400万円(前年同期比 11.4%増)
営業利益 :60億6800万円( 同 40.2%増)
経常利益 :62億6900万円( 同 36.0%増)
中間純利益:39億9100万円( 同 40.2%増)
 
主力の物流事業セグメントの業績を見ると、輸配送事業におけるラストワンマイル事業は、ネットスーパー事業における一部取引先の業務縮小や既存取引先の稼働台数減少が影響した結果、売上高が前年同期比4.6%減の190億3600万円となった。EC常温輸配送事業は、新たな取引先の輸配送案件に加えて、センター間を繋ぐ幹線輸送数が堅調に拡大。既存取引先との新たな輸配送サービスの稼働開始が寄与した結果、売上高は295億5700万円(同10.8%増)だった。
 
また、同セグメント内、3PL事業におけるEC常温3PL事業では、前期に開設した大手ネット通販会社向けの大型物流センターの通期稼働および取扱物量の増加に加え、新たな物流センターの開設がが寄与し、売上高は367億2900万円(同22.5%増)となった。
 
これらの結果、物流事業セグメント全体の売上高は同11.5%の増収で1115億1400万円となっている。利益面では、一部取引先における業務縮小や稼働台数減、新規物流センターの開設や業務安定化、稼働率向上を目的とした統廃合に伴う一時費用等の影響があった。

一方で、物流センターにおける取扱物量や稼働車輌台数の増加に加え、全社的に推進する料金改定および生産性向上等の取り組み成果が上回った結果、同セグメントの利益(営業利益)は59億1400万円となり、同24.1%増の増益となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251105588069.pdf