千趣会、2025年12月期2Q決算を発表 前年同期比で減収ながら営業・経常利益は赤字幅縮小

株式会社千趣会は、2025年12月期第2四半期の連結業績(2025年1月1日~2025年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :212億7300万円(前年同期比 6.2%減)
営業利益  :マイナス13億4600万円(前年同期 マイナス19億2400万円)
経常利益  :マイナス14億8400万円( 同 マイナス20億4600万円)
中間純利益 :マイナス19億2000万円( 同 マイナス14億5100万円)
 
主力事業である通信販売事業では、世代別事業ドメインへの再編、コアターゲットへ提供する商品とマーケティングの最適化施策に取り組んだ。予定していた不採算商品改廃の実施等もあり売上高は前年同期比で減少したものの、夏季の主力商品「サラリスト」等の認知施策が一定の成果を収め、ECモールへの出店店舗の売上も前年同期を上回って推移した。
 
また、注文獲得費の効率化を進めたことで収益性は改善。この結果、同中間連結会計期間の事業売上高は183億2600万円(前年同期比7.6%減)、営業損失は16億3900万円(前年同期は21億1600万円の営業損失)となった。
 
法人向けの商品・サービスを提供する法人事業では、広告受注が想定を下回ったものの、物流業務代行サービスの受託が堅調に推移。事業売上高は18億3100万円(同1.0%増)、営業利益は1億100万円(同130.8%増)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250805530494.pdf