千趣会、2023年12月期3Q決算を発表 赤字幅は縮小もカタログ配布部数減に伴う受注減で減収

株式会社千趣会は、2023年12月期第3四半期の連結業績(2023年1月1日~2023年9月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :358億4500万円(前年同期比 14.3%減)
営業利益  :マイナス49億5800万円(前年同期 マイナス63億1600万円)
経常利益  :マイナス50億200万円( 同 マイナス61億3000万円)
四半期純利益:マイナス46億6400万円( 同 マイナス86億7000万円)
 
同四半期は、2023年7~9月におけるカタログ配布部数減による受注減の影響が予想以上に大きかったこと等により、ベースとなる実効会員数が減少し、売上高が前年同期を下回った。

セグメント別に見ると、主力事業である通信販売事業においては、収益性の向上と成長基盤の構築を目的に、販売促進費を高コストのカタログ中心のプロモーションからデジタルと融合させたプロモーションへシフトし、プロモーションの最適化を進めてきた。しかしながら、カタログ配布部数の削減により費用は削減されたものの、それに伴う売上減少をデジタルマーケティング施策では補いきれなかったことにより、同四半期の事業売上高は313億2600万円(前年同期比15.1%減)、営業損失は52億2900万円(前年同期は65億5600万円の営業損失)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231109584210.pdf