中広、2024年3月期3Q決算は増収増益 営業・経常利益は前年同期比200%以上の大幅増

株式会社中広は、2024年3月期第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :70億6300万円(前年同期比 16.3%増)
営業利益   :1億5800万円(同 208.6%増)
経常利益   :1億6000万円( 同 268.4%増)
四半期純利益 :9700万円(前年同期 0万円)
 
同社グループは、VC加盟社とともに「全国5,000万世帯に、地域フリーマガジンを直接お届け(ポスティング)する」ことを中長期の経営目標としており、地域フリーマガジンの発行状況は2023年12月末時点で、31都道府県、134誌、月間総発行部数約1115万部となった。特に、岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・鳥取県においては世帯配布率88.8%~67.2%となっている。また、同第3四半期において、株式会社中広メディアソリューションズが山形オフィスを開設。2023年12月に「ARIFT山形版」(4エリア、計144,200部)を創刊した。

同社グループは、紙媒体広告へのQRコード記載というメディアミックスだけではなく、読者のレスポンスを、地域や部数、広告の時期や連載回数などのタイミング、業種や求人等の広告内容、サイズや位置・色・写真・キャッチコピーなど編集内容、クーポンの有無やその特典内容など多数のファクターで分析されたデータベースとして活用する「ハイブリッド広告」を展開。毎月、広告に対する百万件以上のレスポンスを瞬時に集計・分析することで、最新の読者の傾向を踏まえた広告提案営業を行っている。

この「ハイブリッド広告」の営業推進に努めた結果、同社単体の増収及び前四半期より連結対象となった子会社の期首からの寄与もあり、同第3四半期の売上高は、70億6339万円(前年同期比16.3%増)となった。利益面は、同社単体の増益に加え、グループ一体化の推進によるシナジーの発揮や子会社の統合によるグループ経営の効率化等により、営業・経常利益ともに前年同期比200%以上増と大幅に伸長した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240118516479.pdf