中広、2024年3月期1Q決算を発表 大幅に増収し利益面も黒字に

株式会社中広は、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :22億5700万円(前年同期比 34.7%増)
営業利益   :2000万円(前年同期 マイナス2300万円)
経常利益   :4100万円( 同 マイナス1900万円)
四半期純利益 :2500万円( 同 マイナス2300万円)
 
同社は、VC加盟社とともに「全国5,000万世帯に、地域フリーマガジンを直接お届け(ポスティング)する」ことを中長期の経営目標としており、地域フリーマガジンの発行状況は2023年6月末時点で、31都道府県、135誌、月間総発行部数約1094万部となった。特に、岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・鳥取県においては世帯配布率89.0%~66.7%となっている。また、2023年4月1日付で、完全子会社であった株式会社アド通信社西部本社を吸収合併し、九州エリアにおける直営化や本社業務集約などにより収益力向上を図った。
 
これらの結果同四半期の売上高は、22億5774万円(前年同期比34.7%の増加)となった。同社単体の増収(同13.5%増)に加え、前年度第2四半期より株式会社中広メディアソリューションズ、株式会社ケイ・クリエイトなどが連結対象となったことも寄与している。利益面では、売上高の増加に加え、グループ一体化によるシナジーの発揮や期初の吸収合併による間接経費の縮減等により、営業・経常・親会社株主に帰属する四半期利益のいずれも、前年同期の赤字から黒字に浮上した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230629514769.pdf