フェリシモ、2024年2月期3Q決算は減収減益 主力の定期便事業で購入単価・のべ顧客数ともに減少

株式会社フェリシモは、2024年2月期第3四半期の連結業績(2023年3月1日~2023年11月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :218億7000万円(前年同期比 8.5%減)
営業利益   :マイナス7億6400万円(前年同期 3億5700万円)
経常利益   :マイナス5億3000万円( 同 7億1700万円)
四半期純利益 :マイナス6億5700万円( 同 5億6900万円)
 
中核事業である定期便事業は、平均購入単価、のべ顧客数ともに減少した。同社はこの要因を、消費者の外出機会の増加、物価高による可処分所得の減少といった外部環境の変化がある中で、同社グループが企画する商品の圧倒的な差別化が不十分であったため、また、商品が有する価値を魅力的かつ効果的に表現することが出来なかったため、と分析している。
 
一方、雑貨ブランド「YOU+MORE!(ユーモア)」が東京・上野駅構内にリニューアルオープンした常設店舗や、福岡・天神地下街に新規出店した店舗、また東京・渋谷で開催した「大偏愛展」などのリアル店舗でのマーケティング活動は順調に推移し「顧客基盤の拡大」、「顧客との継続的関係の構築」に貢献した。同社は、これらの活動から得られた知見を、2024年4月より15年間にわたって同社がプロデュースする神戸ポートタワー事業に活かすべくその準備を積極的に進めるとともに、来期以降に向けて、商品開発、顧客開発の両面から新たなマーケティング活動を実現するための準備に取り組んでいるという。
 
新規事業分野では、同社の定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業において、「産地直送マルシェ」や全農との共同事業「純農」の受注が好調に推移。前年同期に比べて売上高が増加した。
 
これらを受けて、グループ全体の売上高は前年同期比8.5%減の218億7000万円となり、売上総利益は同9.2%減の115億5200万円となった。販売費及び一般管理費は、出荷数の減少に伴い商品送料や業務手数料などが減少したものの、新たな人材の確保と育成、次世代のWebシステム基盤整備などの戦略的費用投入を積極的に行ったことにより、同0.4%減の123億1700万円だった。これらの結果、営業損失は7億6400万円(前年同期は3億5700万円の営業利益)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231220506372.pdf