関通、2024年2月期3Q決算は営業・経常利益が減益 主力の物流サービス事業で人件費・家賃負担などのコストが増加

株式会社関通は、2024年2月期第3四半期の連結業績(2023年3月1日~2023年11月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :86億8000万円(前年同期比 11.3%増)
営業利益  :2億7100万円( 同 9.6%減)
経常利益  :2億7400万円( 同 0.5%減)
四半期純利益:1億9300万円( 同 5.8%増)
 
物流サービス事業においては、EC・通販物流支援サービスを中心に、品質及び生産性向上のための改善活動に取組み、顧客満足度の一層の向上を推進した。その一方で、EC各社による10月以降の大型セール時には想定を超える増員対応が必要となったことにより、人件費が大きく増加する結果となった。加えて、東京主管センターを中心とした家賃負担額の増加により、売上総利益率も低下した。この結果、同事業の売上高は81億4548万円で前年同期比10.8%増だったが、セグメント利益は同63.6%減の6127万円となった。
 
ITオートメーション事業においては、倉庫管理システム「クラウドトーマス」及び「クラウドトーマスPro」について、新規顧客の獲得が堅調に推移し、利用料の向上が実現。この結果、事業売上高はは4億5634万円(同 24.7%増)、セグメント利益は2億1095万円(同 72.0%増)だった。

その他の事業は、売上高7908万円(同 5.7%減)、セグメント損失104万円となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240112514768.pdf